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ラヴァゲイン飛躍への1歩/セントウルS

- G1へ飛躍を目指すアイルラヴァゲイン
サマースプリントシリーズ最終戦のセントウルS(G2、芝1200メートル、9日=阪神)は、スプリンターズSへの重要なステップレースでもある。アイルラヴァゲイン(牡5、手塚)はシリーズチャンピオンこそ逃したが、G1に向けてはずみをつけておきたい。春に重賞初制覇を果たした得意距離で、飛躍への1歩を踏み出す。
今秋こそG1タイトルに手が届いてもいい。スプリント路線に的を絞ったアイルラヴァゲインが前哨戦で弾みをつける。前走アイビスSDは絶好の大外枠だったが、休み明けが響いて伸び切れず4着だった。重馬場も影響したようで、初の直線競馬だったことも考慮すれば、上々の成績といえる。手塚師は「前走はいれ込んでいたこともある。攻め馬をやり過ぎたのかもしれない」と振り返った。敗因は複数ある。だが、9月30日のスプリンターズSまで引きずるものではない。
前走から中7週の間隔を取った。3週前には猛暑の影響で夏負けの症状が出たが、回復して状態は上向いている。手塚師は「今回は正直、八分の出来」と語るが、阪神はマーガレットSで快勝した実績があるコース。中山1200メートルに1分7秒8(1着)という速い持ち時計がある点も見逃せない。先行力が武器の馬だけに、同師は「開幕週の馬場は歓迎材料だね」と時計勝負は望むところだ。
春にオーシャンSで重賞初制覇。ところが、高松宮記念の前に疲れが出て出走できず、チャンスを逃した。その無念を晴らす時だ。前走は調教をやり過ぎたため、今週の追い切りは軽めにする予定。大一番を前にして、ここで完調にする必要はない。万全でなくても、結果を出せるだけの地力はつけている。海外出張を終えてコンビ復活となる松岡騎手とともに、一気に頂点へと突き進む。【高橋悟史】
[2007年9月5日8時10分 紙面から]
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