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ウオッカ故障で遠征計画修正、最悪中止も

右後肢の蹄球炎を発症していたことが明らかになったウオッカ
右後肢の蹄球炎を発症していたことが明らかになったウオッカ

 凱旋門賞(仏G1、芝2400メートル、10月7日=ロンシャン)に出走を予定しているウオッカ(牝3、栗東・角居)が、先週2日の調教後に右トモの蹄(てい)球炎を発症。運動を4日間休んでいたことが7日分かった。角居勝彦師(43)が明らかにした。これにより22日の渡仏予定は延期となり、最悪の場合は遠征を中止する可能性も出てきた。

 凱旋門賞を目指して調整されていたウオッカに異変が起きたのは、2日の坂路調教後。右トモの蹄球に炎症が見つかり、翌3日からの調教が中止された。角居師は「蹄球炎の症状は治まったが、4日間厩舎の中に入りっぱなしだったから。今後の調整を考えても、遠征時期の延期は必要」と話し、遠征プランは大幅な修正を強いられることになった。ウオッカは、メイショウサムソンとともに検疫や輸送、現地での調整などを行う予定だったが「谷水オーナーや高橋成師、メイショウの松本オーナーとも話をして」(角居師)から今回の発表となった。

 今後の選択肢は3つ。(1)凱旋門賞に直行(2)遠征自体を白紙に戻す(3)違うステップレースを使って本番を目指す。この場合は9月22日にロンシャン競馬場で行われるプリンスドランジェ賞(仏G3、芝2000メートル)が有力だが、角居師は「欧州の重い芝を使って中1週。ダメージが心配」と話すように可能性は低い。「遠征する場合、滞在するR・ギブソン厩舎に変更はない。谷水オーナーに報告した時には『馬がすべてだし、馬を万全にして合うレースを』とおっしゃっていた」。現時点では遠征か中止か五分五分といった状況だ。

 ウオッカは7日に引き運動を再開。8日から乗り運動を行う予定だが、坂路などでの調教再開のメドはまだ立っていない。世界最強の座を目指す同馬に、大きなピンチが訪れた。

[2007年8月8日8時31分 紙面から]

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